小室さんが気の毒だ 01

ひたすら気の毒に思う。
不倫をしていてもしてなくても、別にどちらでもいい。

この人が作った音楽は、私の生活の中にすごく自然に溶け込んでいた。

いま、日本で電子音なジャンルの第一人者は中田ヤスタカさんだろう。

だけど、先達の小室さんやYMOの坂本龍一さんなどの音が前に出ていなければ、中田ヤスタカさんの音が受け入れられる土壌は日本にはできていなかったと思う。

日本人は基本、新しいもの、理解しがたいものは、まずは徹底的にたたく性質があるように感じるから。

プロモーションを行なった事務所の力も非常に大きいはずだ。
でも、受け入れられる音を作れなければ、同じことだ。

大きく広告を打っても、モノ自体が受け入れられなければあまり売れないし、一時的なブームで終わる。これはたぶん、マーケットの鉄則。

小室さんは、日本の音楽の歴史を作った人だと思っている。

出る杭には、実は誰でもなれる。
でも、杭のまま周りに馴染むように微調整をかけ、かつ世間に浸透させるということは、相当に難しいのだ。
誰が、ここまでの偉業をやれただろう。

小室さんの音が好きとか嫌いとかは別問題。
彼の音があそこまで新しいもの嫌いな日本人に受け入れられたということは、すごすぎることだと思っている。

そんなにもすごいことを事務所や仲間と成し遂げた人だから、「みんなにおつかれさまでしたと言われて去りたかった」というような言葉が出た時に、すごく悲しくなった。

逮捕されてしまったとはいえ、音による功績は大きすぎる。

彼にはそんな引退がふさわしいはずなのに、なんでこんな会見でこんなことになってしまうんだろう。

投稿者: niwatori_1180

タロット占いをする傍ら、お悩み解決の道を探ることが今のライフワーク。